バイクレースを始めたきっかけ

バイクレース

バイクを始めたきっかけは結構意外

皆さんはどんなきっかけでバイクを始めましたか?
「友達が乗っていた」、「先輩から譲り受けた」などさまざまなきっかけがあるでしょう。
今回は、僕がバイクにどハマりするきっかけとなった出来事を書いていきます。
お見苦しいかもしれませんが、お手柔らかに。

最初はF1のファンだった

F1もバイクも同じサーキット競技であるはずなのに、お互いに壁を感じている人は多いです。
どちらにも精通している私から言わせてみれば、壁なんてものは曖昧なのですが、お互いに近寄り難いと感じているのは事実なようです。

実を言うと、かくいう私も元々はF1のファンで、バイクなんて無知もいいとこ、リアブレーキの存在すら知りませんでした。
そんな私がバイクレースを見るきっかけとなったのが、マン島レースをたまたまYouTubeで見たことです。
マン島レースとは、毎年イギリスのマン島で行われるバイクレースのことで、これまで240人以上の人が亡くなっている、世界で最も危険なレースです。

私は初めてこのレースを見た時、身体中に衝撃が走りました。
バイクがあり得ない速度で公道を走り抜け、クラッシュも平気で起こるまさにデスゲーム。
正直、この危険すぎるレースを見て、「バイクは絶対乗っちゃいけないな」と思っていましたが、少しずつ自分の心の中でバイクに対する興味が湧いているのを感じました。

友達からバイクレースに誘われた

私がマン島レース観戦にハマり、毎日YouTubeで見るのが日課になっていたある日、友達から一通のLINEが入りました。
「今度、バイクレースがあるんだけど出てみないか?」 と連絡が来てまさに運命です。

マン島レースにハマっている最中、私がバイクレース観戦に熱中していることなど全く知らない友人からの誘い、見えないものの力を感じざるを得ませんでした。
私は二つ返事で快諾し、すぐ免許を取りに行きました。
仕事以外の時間は全てバイクの勉強と練習に使う日々が続き、初めてのバイクレースを迎えます。
結果は散々でしたが、バイクでタイムを競うという快感に溺れていく感覚を確かに感じました。

バイクレースにのめり込んでいく

そこから本格的にのめり込むまでに、そう時間はかからず、だんだんマシンやパーツにもこだわるようになっていきます。
パーツショップに足繁く通い、店長さんには顔を覚えられるくらいになりました。
友人とは月2回以上のペースでサーキットに通い、コーナリング前の減速について教えてもらい、最終的には私より5年も長くバイクレースに携わっている友人とほぼ変わらないタイムで走れるようになりました。

人生変わりました

バイクレースを知ってから、私の生活は一変しました。
と言うのも、バイクを知るまで私はこれといった趣味がなく、ひたすら時間を浪費するという生活だったのです。
それがどうでしょう、バイクと出会ってからは、バイクに時間を費やすために生活や仕事の効率を考えるようになり、毎日が充実しています。

皆さんも、ぜひバイクレースを初めてみてください。
きっと、見える世界が一変するはずです。