ナンシーさんやイクラちゃんになってはいけない

ナンシーさんとイクラちゃん

ツーリングしてサービスエリアに入って一休み…と思っているとおじさんに絡まれることがあります。
その中でもしばしば出現するのがナンシーさんとイクラちゃんです。
ナンシーさんとは「これ何㏄?」、イクラちゃんは「これいくら?」と聞いてくるおじさんのことです。

一般的な傾向としてナンシーさんは大型バイク、イクラちゃんはハーレーなどのバイクが標的にされることが多いです。
このような人に絡まれると、結構厄介です。
どのように対処すればいいか、基本はマスターしておきましょう。

まずは広い心を持つこと

ナンシーさんの場合、「これ何㏄?」と聞いてきます。
答えると「へぇ~」で終わりというパターンは結構多いです。
「自分から聞いてきたくせに」とイラっとしてしまうでしょうが、ここはぐっとこらえましょう。

ナンシーさんはエンジン排気量に別に興味はありません。
ただ単に話しかけるとっかかりとして「何cc?」と聞いているにすぎないのです。
広い心を持って、少しは話し相手になってあげれば、何事も平和に過ごせます。

仲間と待ち合わせしている

しかしナンシーさんやイクラちゃんの中には話し好きの人も多いです。
話に合わせていると、どんどん自分の話をしてくるおじさんも結構います。
もし「いい加減厳しくなってきた」と思ったら、「仲間が待っているので…」と言って逃げるのが有効です。

また直接言うのはちょっと…というのであれば、腕時計を見るのもいいかもしれません。
腕時計を何度も見れば、「何か時間がないのかな?」と思う人も多いです。

ただナンシーさんやイクラちゃんの一般的な傾向として、KYの方が多いといいます。
腕時計を何度も見ても察してくれない場合もあるので、その時にはやはり「時間がないので…」といったほうがいいです。
そしてヘルメットをかぶり、軽く会釈をすれば悪い印象を持たれないでしょう。

トイレに行く

「すいません、ちょっとトイレ…」と言ってその場を立ち去るのもおすすめの方法です。
他人のトイレを邪魔してまで、自分の話をする人はナンシーさんもイクラちゃんもなかなかいません。

この時重要なのは「ちょっとトイレに行きたい」と言葉だけでなく、実際にトイレに入ることです。
便意がなくてもトイレにいったん入りましょう。
そうすれば、トイレまで追いかけてくる人もさすがにいないはずです。

しばらくトイレに滞在して、そして外の様子を見てみましょう。
おそらくあなたのバイクのところでずっと待っている人はいないはずです。
あなたにフラれたら、今度別のライダーを探してまた話しかけているでしょう。
本当に話しかけられて迷惑だと思ったら、トイレに駆け込んでしまうのが有効です。