バイクレースにかかる費用・予算
レース別に費用が違う
バイクレースはお金がかかるものだと思っていませんか?
意外とそうでもないんです。
これからバイクのレース別にかかる費用を紹介していくので、参考にしてみてください。
ナンバー付き車両のレースに参加する
バイクレースと聞くと、改造されたマシンでサーキットをブンブン走るのをイメージされる方が多いと思います。
ですが、サーキットによっては、ナンバーが付いている街乗りバイクで参加できるレースもあります。
もちろん装備はつけますが、バイクにかける費用が安くなるので、当然レース全体のコストも安く抑えることが可能です。
バイクとライディングウェアなどの装備品が揃っていれば、サーキット走行料1日約1万円と、レース参戦費2〜3万円で合計3、4万円程度でレースに参戦できます。
バイクを持っていて、試しにサーキットを走ってみたいという方におすすめです。
市販車ベースのクラスに中古のバイクで挑む
少し本格的なレースに参戦してみたいという方は、最寄りのサーキットで地方選手権に出場してみましょう。
選手権には様々なクラスがありますが、最もおすすめのクラスは、市販車ベースで改造されたバイクを使うレースで、代表的なのは「JP250」や「CBR250R Dream Cup」です。
このクラスは、バイク本体にかける費用が少なく、転倒のリスクも抑えられ、タイヤやオイルなど消耗品の価格も安いことがメリットとして挙げられます。
そのため、サーキット初心者の方が最初に参加するクラスとしてはもってこいです。
また、オークションサイトなどを見ればわかりますが、250ccクラスのレーサーバイクは多く出回っていて、安いものを選べば、30万円程度で手に入ります。
バイクを30万円で買えれば、ライディングウェアなどの装備品を合わせても50万円ほどで始めることが可能です。
50万円ならば、少し奮発すれば始められる額なのではないでしょうか。
本気で取り組んだら1年で60万円以上
本気でバイクレースに取り組んだら、パーツから消耗品まで全てにこだわろうと思えばこだわれるので、金額の上限はありません。
しかし、最低限必要なものを揃えた場合の金額は算出できます。
最も安くなるのはミニバイクレースで、装備品が17万円、車両30万円、コース走行料や消耗品など合わせて13万円になるので、合計60万円になります。
ST600クラスの地方選手権に出るとなると、装備品は17万円で変わらないですが、車両が100万円程度になり、消耗品なども50万円近くかかってくるので、年間で170万円程度必要です。
自分の環境にあったレースに参加しよう
バイクレースはお金がかかるイメージがありますが、ナンバー付きで出れるレースなどもあるので、3万円程度から始められます。
本気で取り組んだ場合は、年間で60万円以上かかってくるので、敷居が高いという方は、ナンバー付きレースから始めるのが良いでしょう。