小さなバイクのレース「ミニバイクレース」
ミニバイクレースとはどのようなものか?
バイクのレースは世界中でさまざまなものが開催されています。
その中でもミニバイクレースとは原動付自転車もしくは原付2種の車種で行われるレースのことです。
エンジンの排気量は125cc以下です。
いろいろな団体が主催となって、ミニバイクレースを開催しています。
だいたい行われるのはカートコースをはじめとしたところで行われます。
しかし中には国際コースを使った耐久レースのような本格的なレースも見られます。
富士スピードウェイが開催されている「ミニろく」はそのような本格派のレースの一つです。
ミニバイクレースの魅力とは?
ミニバイクレースの魅力として無視できないのは、低コストで参入しやすいところでしょう。
ベースが原付なので、購入コストはそんなにかかりません。
個人売買であれば、5万円くらいで購入できることも珍しくないです。
カスタマイズについてもそんなにお金がかかりません。
友人をマシンをシェアすれば、さらに節約も可能です。
しかしそれでいて、かなりの走りができます。
中には最高時速が160km程度まで出るようなマシンもあります。
中型バイクと比較してもそん色ないだけのパワーを持っているわけです。
ちなみに富士スピードウェイであれば、だいたいラップタイム2分20秒程度は十分出ます。
平均時速は110km程度という計算です。
ノーマルVitzとほとんど一緒のタイムを原付で出せる可能性があるわけです。
ミニバイクレースの主要なクラス
ミニバイクレースの場合、管轄する団体はありません。
ですから主催者の方で独自にクラス分けを行っています。
その中でもいくつか主要なクラスがあります。
Mクラスとはミッション付きバイクを対象にしたレースです。
2ストロークの50cc以下もしくは4ストロークの100cc以下のエンジンで競われます。
改造できるのはタイヤや足回りだけに限られますので、ノーマルバイクによるレースと考えてください。
Mクラスと同じ排気量で執り行われるのがSPクラスです。
ただしチャンバーの変更が可能になっているのが、Mクラスとの違いです。
「SP○○」と○○には数字が入るのですが、これがホイールのサイズを表します。
FNクラスは50ccのスクーターを多少にしたレースになります。
部品は純正部品に限定して交換が可能です。
どのようにして参戦する?
レースに参加したければ、ミニバイクの走行な可能なサーキットを探しましょう。
基本的にだれでもミニバイクをサーキット場で走行できます。
走行券を購入して参加する形です。
走行券の販売価格はサーキットによってまちまちですが、1日3,000~6,000円といったところが相場です。
走行券を購入すれば、1日中サーキットを走り回ることが可能です。